トーク委員長の「覚悟しといてください」などで泣く@2018/5/7放送分 FRESH!マンデー

 転入式の翌日ということで、当然あの衝撃も抜け切れておらず、なんだか少し観るのが怖くもなった5/7放送分のFRESH!マンデー。登場したのは新谷(日直)、麻生、日髙、藤平、吉田の新生徒会5名。当然、転入式の振り返り回でした。 

みんな立派になってしまった……

 結論から申し上げると、超おもしろい回でした。出演したメンバー全員が伸び伸びと喋り、転入生と対面した時のエピソードなど、視聴者側が知りたい情報がどんどん出てくる。しかも、そのひとつひとつが粒ぞろい。野暮な心配は不要と、爽やかに突きつけてくれた感もありました。

 しかし、毎年のことではありますが、役職付いた瞬間にみんな一気に大人になりますね。面構えが落ち着いて、勘の良さが見える瞬間が多々。あとは転入生の面白さを、満面の笑みで伝えてくれる“お姉さん”な瞬間とか。こういうの、もちろん嬉しいんですが、森先生がこぼしていたとおり「寂しい」!

このトーク委員長の神輿を一生担ぎたい

 VTR明けのコメントなど、新トーク委員長がどんどん切り込んでくれて、本当に良かったですね……。そして、もともと真彩はよく喋る人ですが、コメントひとつひとつの精度が上がってました。きちんと落としどころを見据えて話してる感じ。
 ひいき目は十二分にありますが、たった一晩でこんなに成長してしまう、真彩はすごい(泣)。しかも、麻鈴ちゃんや華乃ちゃんも、同じようにコメントの精度が上がってるんですよね(涙)。

 細かいところでは、麻鈴ちゃんが話していた沙南ちゃんとのご対面エピソード(「Hello! Everyone!! 英語は喋れません」というやつ)を受けて「絶対職員室の先生が言った!」と、さりげなく職員室まで弄ってくるあたりにセンスを感じます。友那乃ちゃんとは少し違う方向で、ブラックなトークも展開できそう。
 それと、ゆめちゃんがメンバーを例えた時に「ゆづが結構すごくて」とワンクッション挟んだところも素晴らしかったかと。そのまま森先生がづみんに聴くより盛り上がりますもんね。

 というわけで、真彩の「細かい部分でのトーク勘の良さ」についての発見が、非常に多い回でした。そして……。

今年度はもう、最高のMCだったって言わせるような年にしたいと思っているので、覚悟しといてください!!

 これ、今回の放送で一番印象に残るフレーズだったと思います。トーク委員長就任後、初回の放送でしっかり結果を残して、とても偉い!

 トーク委員長に任命された瞬間は、ビックリして目から汗や水が出ちゃったりと、いろいろなものがダダ漏れになってしまうのが真彩の魅力ですが、あの場で感じたこともバネに、歴代最高のトーク委員長になってくれるでしょう。自棄でも反骨心でも、本人の栄養になってくれればなんでもOK。
 志ら乃先生に教わった“本当に大切なもの”がとても気になるけれど、放送中にあっさり答えを言わないでくれたのも良かったです。真彩父兄として、真彩が何を意識しながら一年間頑張っているのか、答えを想像しながら推し応援していく所存です。

 それにしても、他のメンバーからコメントを募った瞬間、即座にそよが喋り始めたのも本当に良かったですねー。この気配り力よ。そりゃあ愛子ちゃんも頼りにするわけだ。「小6の時からライブのMCとかでずっと頑張ってたから、真彩みたいに喋れるようになりたいなと思ってたし……」「頑笑って!」と、あんなに森羅万象に慌てふためいていたそよが、本当に立派に見えました。
 あとは、麻鈴ちゃんが真彩の肩に手を置きながら(いつの間に包容力を身に着けてしまったんだろう、麻鈴ちゃん)、志ら乃先生とのエピソードに橋渡ししてくれたのも、同期の信頼関係を感じた次第です。良いコンビだよなあ、本当に。

みんなと同じラインに立った生徒会長を中心に今年は何が起こるのか

 休憩中もずっとノートを確認していると、みんなから真面目エピソードを披露されていたゆづみん。生徒会長に対する意気込みをコメントした中で「みんなと同じラインに立つ」というフレーズが出てきて、大変納得しました。
 背丈も標準的で、化け物ボイスをもっているわけでもなく、たしかにパフォーマンスメンとしての印象は薄めだけど(というか、これまでの生徒会長7名が軒並み強すぎる)、努力家で素直で愛されキャラ(転入生からペット扱い、「都会に染まってきた」ことをいじられるなど……)なゆづみんらしい、みんなが納得して一緒に頑笑りやすい、すごく良い立ち位置だと思います。
 個性(アクとも言う)の強いメンバーのど真ん中にゆづみんが立ってこそ、生徒会長自身の透明感がさらに引き立つし、みんなも存分にはみ出していけるはず。

 いやはや、森先生も終盤で言っていたとおり「今年度本当に楽しみだな~!」

追伸:しかし、結局ゆめちゃんが優勝するかもしれない

 しかし、野崎結愛さん、エピソードのひとつひとつが強すぎませんかね……転入式終わった翌日の放送にもかかわらず、あんなに在校生から物真似される転入生はすごいと思う。背丈的にも転入当初の愛子ちゃんにそっくりだし、やはり傍若無人な末っ子がいると、ぐっとさくら学院らしさが出ますね。

 メンバーを家族的な存在で例えた時の回答を、備忘録代わりに書いておきましょう。
・そよ:お父さんか担任の先生
・かの:彼氏
・まりん:お母さん
・まあや:校長先生
・づみん:ペット(犬かカワウソに似てる。「だから、ゆづちゃんはゆめのペットだから!」)

 やはりこの先、上級生の間でいろいろ起こる気もするのですが、結愛ちゃんが鎹になって一致団結するようなことも、有るんじゃないのかなあ?